ジャイアントまりんの15話の製作中なんだけど、
これがまあいろいろ困ったことがありまして。
ひとつはページ超過になってしまったこと。
前々からその予感はしていたが、15話はとにかくイベントてんこもりになっているので、
場面をできるかぎり削って削って、どうにか収まるかなと思ってたら
やっぱり収まりきらなかった。
ほんの2ページほど超過している。
どうせ商業誌に掲載されてるわけじゃないし、
厳密なページ数にこだわることはないかもしれないが、
やはりプロの自覚を考えればきっちり予定の32ページに収めたかったところである。
もう一点困ったことに、今までの登場人物のほとんどが総登場しているので、
キャラクター表をそろえるのにてんてこまい。
片手で数えるほどなら自前の記憶力だけでどうにかなるが、
それ以上になると細かい部分を忘れていることが多い。
もちろんキャラが多いと描く手間もかかるし、
展開をつめこむためにコマ数も増えれば、やっぱりそれで手間も増える。
キャラの多い尾田先生とか、コマ数が多いことに定評がある楳図先生とか
アシを使っているとはいえよく週刊連載ができる(た)なあ…。
ほんと、楳図先生とか1ページ12コマとかよくあるからね。
あの描きこみで恐ろしいで~。
それはそれとしてエロ同人の「魔王様の繁殖記3」がようやっと出ました。
ちょっと前のブログ記事にも載ってるけどね。
これはDLsiteの仕様で自動的に記事にされてしまうのだ。
読んだ人とかは
「随分はしょったな」
「やっぱりまりんとの交互執筆とか無理が出たじゃないか」
などと思っていることだろう。
うーむ、否定すまい。
でも無理が出たというよりは、キャラクターは満足のいくデザインだったのに
いざ描き始めてみると思ったよりいい話が出来上がらない…
といった結果の方が大きかった。
これが一般向けならいくらでも方向性の変えようがあったが、
エロだとエロ以外の方向に行くことができない、
言わばドン詰まりにぶち当たってしまった。
やっぱあ難しいなあエロ漫画は…。
それもあって今後は一回完結形式の二次創作でやっていこうと考えているわけ。
それなら一回失敗しても次の回でリカバリしやすい。
内容は20ページ、値段は400円代を考えている。
支援サイトでは300円以上の支援者に、全編をまるっと提供する予定。
とはいっても「ジャイアントまりん」を挟んで描き進める予定なので、
完成は早くても5月か6月くらいになってしまうと思う。
肝心のネタについてはまだ悩んでいる、それも兼ねて最近の絵とともに話していこう。
とまあ一気に三枚並べてみたわけだが、
どうにもこうにも上二枚がうまくいってないのが自分で見ても分かる。
下書き段階だと悪く見えなかったのに…
そこはモノクロ漫画家にはよくあること。
あと細かい部分で色の塗り方を忘れているのがある。
しばらく間をおいてしまうと
すぐに着彩の技術が抜けて行ってしまうのだこのポンコツ頭は。
あかねも美希も好きなキャラなのになあ…。
その一方でどうだい最後のテンジョウ先生は。
やはり僕はこのくらいの年齢層、頭身のキャラが好みなのか、
描いているうちにけっこう興奮してきてしまった。
「自分の描いた絵で自分が興奮するのか…」と呆れる人もいるかもだが、
僕はよくあることだし、いやそうでなくちゃダメですよ。描く意欲につながらない。
次に考えてる同人ネタをルザミーネにするか、火野レイにするかで悩んでる時に、
自分でこれを仕上げちゃったもんだから、また新たな迷いが生じまして。
テンジョウ先生をネタに天宮とうま(えれな先輩の弟)の絡みで
1ネタもいいんじゃないかって思うようになったのよ。
うーん悪くない、悪くないよお。
ジャイアントまりん15話を完成させるまでには決めないとなあ。
あとまあ居酒屋シーマさんはあれからリベンジ画を描いたんだけど、
特に誰も拾われることはなかった。
僕が納得できないからもう一回描いただけなんでええんや。
~今週の映画~
今回は世界に冠たるレゴを題材とした「レゴムービー2」の感想。
あらすじ
おしごと大王の野望をエメットたちマスター・ビルダーが打ち砕いたあと、
ブロックシティにデュプロ星人が襲来。
その戦闘から五年、あれはてたブロックシティはボロボロシティに名を変え、
住民たちは世紀末的な世界でワイルドな生活を送っていた。
しかしエメットだけは昔と相変わらず能天気なまま。
恋人のルーシーは「少しは大人になりなさい」と呆れてしまう。
そんなある時、 流れ星に願い事をしようとするエメットが目にしたのは、
奇妙な宇宙船に乗ってやってきた謎の宇宙人スウィート・メイヘム将軍。
将軍はルーシーやバットマンたちを誘拐し、
ミュージカル大好きなわがまま女王が支配する惑星に連れて行く。
エメットは彼らを救うために自宅を改造し宇宙へと旅立つ。
モロに前作のラストから始まるため、前作の途中から明らかになった
「レゴ世界は人間の少年が作ったもの」というメタネタが冒頭からぶっこまれている。
すなわちデュプロ星人もわがまま女王も、少年の妹が作ったレゴなのだ。
「もう前作見たやろ、今回はこれをわきまえていくで」とばかりに
レゴ世界とメタ世界を行き来しながらストーリーが進んでいく。
中でも「マーベルとは連絡が取れなくなった」はメタとパロディを
絡めた序盤最大のツボであろう。
(レゴはマーベルともDCとも仲がいいが、
ワーナーとディズニーは仲が悪いので共演できない、
めんどくさい連中だなもう)
マーベルは出せないが、レゴオリジナルのレゴフレンズや、
どっちとも関係ないユニバーサルのジュラシックが新たに加わって世界観を拡大。
2.5頭身のノーマルレゴと5頭身くらいあるフレンズが一緒になって騒ぐ様は、
特に両方にまたがってるワンダーウーマン三種類が全部登場したりと
なかなか壮観である。
…さすがにニンジャGOまで出すとややこしくなるので出せなかったのか。
だが前作におけるワーナーの悪役オールスター対エメット達の総攻撃といった
レゴでしかできないサービス兼ばかばかしくも面白いスペクタクルシーンや
これでもかというくらい変幻自在に次々くみ上げられるレゴビルドなどが
思いのほか見られないのはちと寂しい(まあ前作よりは少ないという程度だが)。
今回のテーマ「素直になりなよ」を全編にわたって語る都合上、
それも仕方なかったのかもしれないが。
そういうところを除けばレゴの変幻自在さを生かしたどんでん返しや、
登場人物の多さから声優が兼任されてるのも仕方がない…
といった部分をうまく生かした伏線など、
パロディ・コメディを含めた展開の上手さは相変わらず。
前作を視聴の上、といった注意点はつくものの
今回も大人も子供も楽しめる傑作映画だった。
ぜひ次回はニンジャGOやバイオニクルたちにも登場してほしいところである。
えっ、バイオニクルはもう下火だからアカン…?
これがまあいろいろ困ったことがありまして。
ひとつはページ超過になってしまったこと。
前々からその予感はしていたが、15話はとにかくイベントてんこもりになっているので、
場面をできるかぎり削って削って、どうにか収まるかなと思ってたら
やっぱり収まりきらなかった。
ほんの2ページほど超過している。
どうせ商業誌に掲載されてるわけじゃないし、
厳密なページ数にこだわることはないかもしれないが、
やはりプロの自覚を考えればきっちり予定の32ページに収めたかったところである。
もう一点困ったことに、今までの登場人物のほとんどが総登場しているので、
キャラクター表をそろえるのにてんてこまい。
片手で数えるほどなら自前の記憶力だけでどうにかなるが、
それ以上になると細かい部分を忘れていることが多い。
もちろんキャラが多いと描く手間もかかるし、
展開をつめこむためにコマ数も増えれば、やっぱりそれで手間も増える。
キャラの多い尾田先生とか、コマ数が多いことに定評がある楳図先生とか
アシを使っているとはいえよく週刊連載ができる(た)なあ…。
ほんと、楳図先生とか1ページ12コマとかよくあるからね。
あの描きこみで恐ろしいで~。
それはそれとしてエロ同人の「魔王様の繁殖記3」がようやっと出ました。
ちょっと前のブログ記事にも載ってるけどね。
これはDLsiteの仕様で自動的に記事にされてしまうのだ。
読んだ人とかは
「随分はしょったな」
「やっぱりまりんとの交互執筆とか無理が出たじゃないか」
などと思っていることだろう。
うーむ、否定すまい。
でも無理が出たというよりは、キャラクターは満足のいくデザインだったのに
いざ描き始めてみると思ったよりいい話が出来上がらない…
といった結果の方が大きかった。
これが一般向けならいくらでも方向性の変えようがあったが、
エロだとエロ以外の方向に行くことができない、
言わばドン詰まりにぶち当たってしまった。
やっぱあ難しいなあエロ漫画は…。
それもあって今後は一回完結形式の二次創作でやっていこうと考えているわけ。
それなら一回失敗しても次の回でリカバリしやすい。
内容は20ページ、値段は400円代を考えている。
支援サイトでは300円以上の支援者に、全編をまるっと提供する予定。
とはいっても「ジャイアントまりん」を挟んで描き進める予定なので、
完成は早くても5月か6月くらいになってしまうと思う。
肝心のネタについてはまだ悩んでいる、それも兼ねて最近の絵とともに話していこう。
とまあ一気に三枚並べてみたわけだが、
どうにもこうにも上二枚がうまくいってないのが自分で見ても分かる。
下書き段階だと悪く見えなかったのに…
そこはモノクロ漫画家にはよくあること。
あと細かい部分で色の塗り方を忘れているのがある。
しばらく間をおいてしまうと
すぐに着彩の技術が抜けて行ってしまうのだこのポンコツ頭は。
あかねも美希も好きなキャラなのになあ…。
その一方でどうだい最後のテンジョウ先生は。
やはり僕はこのくらいの年齢層、頭身のキャラが好みなのか、
描いているうちにけっこう興奮してきてしまった。
「自分の描いた絵で自分が興奮するのか…」と呆れる人もいるかもだが、
僕はよくあることだし、いやそうでなくちゃダメですよ。描く意欲につながらない。
次に考えてる同人ネタをルザミーネにするか、火野レイにするかで悩んでる時に、
自分でこれを仕上げちゃったもんだから、また新たな迷いが生じまして。
テンジョウ先生をネタに天宮とうま(えれな先輩の弟)の絡みで
1ネタもいいんじゃないかって思うようになったのよ。
うーん悪くない、悪くないよお。
ジャイアントまりん15話を完成させるまでには決めないとなあ。
あとまあ居酒屋シーマさんはあれからリベンジ画を描いたんだけど、
特に誰も拾われることはなかった。
僕が納得できないからもう一回描いただけなんでええんや。
定食屋のシーマ様リベンジ!
— 松田シン (@xxmsin2289xx) March 24, 2020
客に猫耳エプロンを褒められてついついご飯をおまけしてしまうシーマ様 pic.twitter.com/dOqjQtfVCt
~今週の映画~
今回は世界に冠たるレゴを題材とした「レゴムービー2」の感想。
あらすじ
おしごと大王の野望をエメットたちマスター・ビルダーが打ち砕いたあと、
ブロックシティにデュプロ星人が襲来。
その戦闘から五年、あれはてたブロックシティはボロボロシティに名を変え、
住民たちは世紀末的な世界でワイルドな生活を送っていた。
しかしエメットだけは昔と相変わらず能天気なまま。
恋人のルーシーは「少しは大人になりなさい」と呆れてしまう。
そんなある時、 流れ星に願い事をしようとするエメットが目にしたのは、
奇妙な宇宙船に乗ってやってきた謎の宇宙人スウィート・メイヘム将軍。
将軍はルーシーやバットマンたちを誘拐し、
ミュージカル大好きなわがまま女王が支配する惑星に連れて行く。
エメットは彼らを救うために自宅を改造し宇宙へと旅立つ。
モロに前作のラストから始まるため、前作の途中から明らかになった
「レゴ世界は人間の少年が作ったもの」というメタネタが冒頭からぶっこまれている。
すなわちデュプロ星人もわがまま女王も、少年の妹が作ったレゴなのだ。
「もう前作見たやろ、今回はこれをわきまえていくで」とばかりに
レゴ世界とメタ世界を行き来しながらストーリーが進んでいく。
中でも「マーベルとは連絡が取れなくなった」はメタとパロディを
絡めた序盤最大のツボであろう。
(レゴはマーベルともDCとも仲がいいが、
ワーナーとディズニーは仲が悪いので共演できない、
めんどくさい連中だなもう)
マーベルは出せないが、レゴオリジナルのレゴフレンズや、
どっちとも関係ないユニバーサルのジュラシックが新たに加わって世界観を拡大。
2.5頭身のノーマルレゴと5頭身くらいあるフレンズが一緒になって騒ぐ様は、
特に両方にまたがってるワンダーウーマン三種類が全部登場したりと
なかなか壮観である。
…さすがにニンジャGOまで出すとややこしくなるので出せなかったのか。
だが前作におけるワーナーの悪役オールスター対エメット達の総攻撃といった
レゴでしかできないサービス兼ばかばかしくも面白いスペクタクルシーンや
これでもかというくらい変幻自在に次々くみ上げられるレゴビルドなどが
思いのほか見られないのはちと寂しい(まあ前作よりは少ないという程度だが)。
今回のテーマ「素直になりなよ」を全編にわたって語る都合上、
それも仕方なかったのかもしれないが。
そういうところを除けばレゴの変幻自在さを生かしたどんでん返しや、
登場人物の多さから声優が兼任されてるのも仕方がない…
といった部分をうまく生かした伏線など、
パロディ・コメディを含めた展開の上手さは相変わらず。
前作を視聴の上、といった注意点はつくものの
今回も大人も子供も楽しめる傑作映画だった。
ぜひ次回はニンジャGOやバイオニクルたちにも登場してほしいところである。
えっ、バイオニクルはもう下火だからアカン…?