21日のことである。
Σ(゚Д゚)
と…と…友野詳先生が俺をフォローしている!?
自慢じゃあないが商業デビュー経験がなくとも、創作歴はそこそこ長くなったので、
プロ、セミプロの相互フォロワーは結構いる僕だが、この方は少々訳が違う。
小説家の中では、僕が小僧の時に最も作品を集めていた人だったのだ。
忘れはすまい、かのロードス島戦記が爆発的ヒットして、
それにともないTRPG文化が最初の隆盛を極めた頃、
双方に関わるグループSNEが人材不足に陥り、ドラゴンマガジンの裏表紙に「切れ者求む」
の求人広告を出した際、現れた人材の筆頭に挙げられるのが友野先生だった。
面接の時に水野良先生の「一日で長編小説一本書き上げれる?」という
冗談とはいえ少々意地悪な問いかけに「書けますよ」と言って本当に書いてきた速筆家でもある。
実際当時の友野先生はソードワールドを元にしたコクーンワールドを書きながら、
コンプRPGの柱であるルナルサーガの世界観と小説を書き
さらに妖魔夜行のノベライズを山本弘先生と進めながら頻繁にRPGリプレイも書く
しかも読みやすくて面白いという超人的な働きをしていた。
自分の作品にこっそり特撮やホラーのネタを入れておいたりと、
僕にとっては尊敬とともにシンパシーを感じる作家だったのだ。
(リプレイにホラー映画のCHADネタが出て来た時は誰が分かるんだよ!とのたうちまわった)
驚きのあまり、重要な名前を間違える俺。
しかも返信までいただいて、その内容に飛び上がるほど驚くとともに恥ずかしさでのたうちまわる。
もともとジャイアントまりんは特定方向に向けた作品であったが、
こういう方の琴線に響いたのは、つまりやってきたことに間違いはなかったということか。
むしろ間違っていたかもしれないのは、不特定多数に向けた宣伝方法だろうが、
どうやったらこういう方向の人たちに広められるんじゃろう…。
なんにせよ自信をもらう出来事だったのは間違いない。
一方でなんかもう、あまりうかつなことは言えないような気がしてきた。
いや、アニメの実況は今まで通りやってくけど~。
この返信があった日は、興奮のあまりなかなか寝付けなかった。
でもそんなめでたい話は置いておいて、先週触れたいわゆるホラー映像作品配信サイト
「osorezone」の感想なんかを話していこう。
先週も使ったタイトル画像やないか。
ホラー映画(映画以外もあるが)専門ということもあって、
このサイトはR18かつ登録にはクレカが必要なのだが、
配信作品に今のところR18レベルのものは見当たらない。
始まったときはラインナップに驚いた面もあったものの、
一週間冷静に見回してみると、総数100に満たない作品数、
歯抜けになってる一部シリーズなどネトフリ、hulu、アマプラといった
この手の代表サービスに比べると格落ち感は否めない。
そのうえ、上記サービスでも見れる(見れた)ものが半数近いなど
ホラー好きには少々物足りないのが実情だ。
「REC」が一番面白くシリーズの起点になっている1がなく、
3と4しかないのはまさに画竜点睛を欠いている。
…3はともかく、1と2あっての4なんだけど。
「ピラニア」も近年のリメイク2本じゃなく、ジョー・ダンテの監督した初代や
ジェームズ・キャメロンの監督した続編「殺人魚フライングキラー」まで揃えてこそだと思う。
まあG・A・ロメロ最大の傑作である「ゾンビ」を3バージョンや
「バスケットケース」「ファンタズム」の全シリーズ、「ヘルレイザー」を3まで
ハーシェル・ゴードン・ルイスの諸作を配信している点は凄くいいんだけど。
やっぱりルゴシやカーロフの活躍した30年代、リィやカッシングの活躍した50年代、
カーペンター、フーパーらの監督が世界的ブームを生み出した70年代の作品も
揃えてほしかったというのがホラーファンの望みであろう。
この辺は権利もってる配給会社の思惑も絡んでくるんだろうけど。
でも権利的にもうフリーに等しい最古の吸血鬼映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」くらい
象徴として最初からあってもよかったんじゃないかなあ。
これ古いけどモノクロなことや、ノスフェラトゥ演じるマックス・シュレック本人が
不気味なこともあって、今見ても映像的に怖くてとてもいいんだ。
あと回線が貧弱。
10分15分ごとくらいに止まっちゃうのは今時痛い。ニコニコ動画じゃねえんだから。
いやニコニコだって金払ったら速いし。有料映画でこの速度では…。
ということで総評としては「ちょっとこの内容で利用していくにはまだまだ物足りない」
R18でもあるんだし、今後の配信しだいってところかねえ。
配信作品の中で注目は上記したけどHGルイスかな。
この人はもうとにかく普通に壊滅的な映画なんだけど、
スプラッターシーンになるととたんにテンションが上がって見せるという面白い作風の持ち主。
おかげで「スプラッター映画の開祖」なんて二つ名も持っていて、
マニアの間ではかなり知られた監督だ。
「ゴアゴアガールズ」や「カラーミーブラッドレッド」「血の祝祭日」といった
この人の作品をあらかたそろえた点に関してはosorezoneに恐れ入った。
(作品が面白いとは言ってない)
~今日の映画~
というわけで今回はosorezoneで見つけた嬉し懐かしのマニアック映画「処刑教室」の感想
あらすじ
暴力で悪名高いエイブラハム・リンカーン高校(えらい名前だなあ)に
音楽教師として主人公アンディ・ノリスが赴任してくる。
ここでは教師たちが銃を持ち歩いてたり、入り口で金属探知機による生徒検査が行われてたりと
あまりにものものしい雰囲気でノリスは辟易する。
しかし学内一の不良ステッグマン一味に授業を妨害されたのをきっかけに、
ノリスと彼らの関係は次第に悪化の度を深めていく。
未成年や証拠不十分を盾にドラッグ販売や売春斡旋など好き放題やる彼らの所業が、
同僚教師コリガンを凶行に駆り立てて死なせ、
さらにステッグマンが自らを傷つけ、それをノリスの仕業と訴えると
ノリスもステッグマンを真似た犯行により報復。
両者の対立は決定的なものとなる。そしてノリスが指揮する音楽発表会の当日…。
本作は僕が幼い頃に見た覚えがあるのだが、
タイトルと一部のゴアシーンだけが記憶の端に残っていた。
大人になってから検索で「処刑教室」を発見したのだが、画像とその記憶が一致しない。
ところが一致するものを先日osorezoneで発見したというわけである。
検索で発見したものはまったく同一タイトルだが別内容の「処刑教室」
あるいは「暴力教室」と混同したのではないかと思う。ややこしい。
一部ではカルト的人気のあるタイトルということだが、
監督が「コマンドー」で知られるマーク・L・レスターであることや、
若かりし(ぽっちゃりした)マイケル・J・フォックスが出ていることで
そういう評価があるようだ。知らんかったわ。
osorezoneにある映画だが、ホラーというよりは日本でも80年代に流行った
不良少年少女ドラマみたいな内容で、違うのは教師の方も対抗手段がエスカレートしていき、
最後には無惨な殺し合いになるところだ。
幼い頃に記憶に焼き付いたのはもっとすさまじく凄惨なシーンだったと思うが、
どうも初見によるある種のトラウマが、長い間に凄惨さを増幅したらしく、
思いのほか残酷でもなかった。
…いや僕が残酷シーンに免疫つきすぎたせいか。
とにかくドラマの90%くらいが不良少年少女と主人公ノリスの対立を描くシーンで、
まあステッグマンには腹が立つけれども、ホラーとは言えない。
上記の記憶の増幅のため、僕はワックワクして視聴に臨んだんだけど
残酷なシーンは最後の15分くらいにしかなくて、期待が空振りしてしまった。
それを抜きにしてみると、低予算ゆえのもったりした展開はしょうがないとして、
一部のカースタントのカメラワークや、ラストのむごい殺し方などには
確かにコマンドーの監督ならではの手腕を感じる。
でも映画ファンとしては、本当にぽっちゃりしてたころのマイケル・J・フォックスが
一番の見どころかもしれない(アーサーという役です)。
Σ(゚Д゚)
と…と…友野詳先生が俺をフォローしている!?
自慢じゃあないが商業デビュー経験がなくとも、創作歴はそこそこ長くなったので、
プロ、セミプロの相互フォロワーは結構いる僕だが、この方は少々訳が違う。
小説家の中では、僕が小僧の時に最も作品を集めていた人だったのだ。
忘れはすまい、かのロードス島戦記が爆発的ヒットして、
それにともないTRPG文化が最初の隆盛を極めた頃、
双方に関わるグループSNEが人材不足に陥り、ドラゴンマガジンの裏表紙に「切れ者求む」
の求人広告を出した際、現れた人材の筆頭に挙げられるのが友野先生だった。
面接の時に水野良先生の「一日で長編小説一本書き上げれる?」という
冗談とはいえ少々意地悪な問いかけに「書けますよ」と言って本当に書いてきた速筆家でもある。
実際当時の友野先生はソードワールドを元にしたコクーンワールドを書きながら、
コンプRPGの柱であるルナルサーガの世界観と小説を書き
さらに妖魔夜行のノベライズを山本弘先生と進めながら頻繁にRPGリプレイも書く
しかも読みやすくて面白いという超人的な働きをしていた。
自分の作品にこっそり特撮やホラーのネタを入れておいたりと、
僕にとっては尊敬とともにシンパシーを感じる作家だったのだ。
(リプレイにホラー映画のCHADネタが出て来た時は誰が分かるんだよ!とのたうちまわった)
ジャイアントまりんが面白かったので(^^)
— 友野詳 (@gmtomono) February 21, 2019
驚きのあまり、重要な名前を間違える俺。
しかも返信までいただいて、その内容に飛び上がるほど驚くとともに恥ずかしさでのたうちまわる。
ありがとうこざいます(^ ^)。たまに好奇心でRTしてくださった方のTLを拝見しに行くのですが、それでトップツイートを見て、そこから読ませていただきました。マニアックなネタがツボでしたのでw
— 友野詳 (@gmtomono) February 21, 2019
もともとジャイアントまりんは特定方向に向けた作品であったが、
こういう方の琴線に響いたのは、つまりやってきたことに間違いはなかったということか。
むしろ間違っていたかもしれないのは、不特定多数に向けた宣伝方法だろうが、
どうやったらこういう方向の人たちに広められるんじゃろう…。
なんにせよ自信をもらう出来事だったのは間違いない。
一方でなんかもう、あまりうかつなことは言えないような気がしてきた。
いや、アニメの実況は今まで通りやってくけど~。
この返信があった日は、興奮のあまりなかなか寝付けなかった。
でもそんなめでたい話は置いておいて、先週触れたいわゆるホラー映像作品配信サイト
「osorezone」の感想なんかを話していこう。
先週も使ったタイトル画像やないか。
ホラー映画(映画以外もあるが)専門ということもあって、
このサイトはR18かつ登録にはクレカが必要なのだが、
配信作品に今のところR18レベルのものは見当たらない。
始まったときはラインナップに驚いた面もあったものの、
一週間冷静に見回してみると、総数100に満たない作品数、
歯抜けになってる一部シリーズなどネトフリ、hulu、アマプラといった
この手の代表サービスに比べると格落ち感は否めない。
そのうえ、上記サービスでも見れる(見れた)ものが半数近いなど
ホラー好きには少々物足りないのが実情だ。
「REC」が一番面白くシリーズの起点になっている1がなく、
3と4しかないのはまさに画竜点睛を欠いている。
…3はともかく、1と2あっての4なんだけど。
「ピラニア」も近年のリメイク2本じゃなく、ジョー・ダンテの監督した初代や
ジェームズ・キャメロンの監督した続編「殺人魚フライングキラー」まで揃えてこそだと思う。
まあG・A・ロメロ最大の傑作である「ゾンビ」を3バージョンや
「バスケットケース」「ファンタズム」の全シリーズ、「ヘルレイザー」を3まで
ハーシェル・ゴードン・ルイスの諸作を配信している点は凄くいいんだけど。
やっぱりルゴシやカーロフの活躍した30年代、リィやカッシングの活躍した50年代、
カーペンター、フーパーらの監督が世界的ブームを生み出した70年代の作品も
揃えてほしかったというのがホラーファンの望みであろう。
この辺は権利もってる配給会社の思惑も絡んでくるんだろうけど。
でも権利的にもうフリーに等しい最古の吸血鬼映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」くらい
象徴として最初からあってもよかったんじゃないかなあ。
これ古いけどモノクロなことや、ノスフェラトゥ演じるマックス・シュレック本人が
不気味なこともあって、今見ても映像的に怖くてとてもいいんだ。
あと回線が貧弱。
10分15分ごとくらいに止まっちゃうのは今時痛い。ニコニコ動画じゃねえんだから。
いやニコニコだって金払ったら速いし。有料映画でこの速度では…。
ということで総評としては「ちょっとこの内容で利用していくにはまだまだ物足りない」
R18でもあるんだし、今後の配信しだいってところかねえ。
配信作品の中で注目は上記したけどHGルイスかな。
この人はもうとにかく普通に壊滅的な映画なんだけど、
スプラッターシーンになるととたんにテンションが上がって見せるという面白い作風の持ち主。
おかげで「スプラッター映画の開祖」なんて二つ名も持っていて、
マニアの間ではかなり知られた監督だ。
「ゴアゴアガールズ」や「カラーミーブラッドレッド」「血の祝祭日」といった
この人の作品をあらかたそろえた点に関してはosorezoneに恐れ入った。
(作品が面白いとは言ってない)
~今日の映画~
というわけで今回はosorezoneで見つけた嬉し懐かしのマニアック映画「処刑教室」の感想
あらすじ
暴力で悪名高いエイブラハム・リンカーン高校(えらい名前だなあ)に
音楽教師として主人公アンディ・ノリスが赴任してくる。
ここでは教師たちが銃を持ち歩いてたり、入り口で金属探知機による生徒検査が行われてたりと
あまりにものものしい雰囲気でノリスは辟易する。
しかし学内一の不良ステッグマン一味に授業を妨害されたのをきっかけに、
ノリスと彼らの関係は次第に悪化の度を深めていく。
未成年や証拠不十分を盾にドラッグ販売や売春斡旋など好き放題やる彼らの所業が、
同僚教師コリガンを凶行に駆り立てて死なせ、
さらにステッグマンが自らを傷つけ、それをノリスの仕業と訴えると
ノリスもステッグマンを真似た犯行により報復。
両者の対立は決定的なものとなる。そしてノリスが指揮する音楽発表会の当日…。
本作は僕が幼い頃に見た覚えがあるのだが、
タイトルと一部のゴアシーンだけが記憶の端に残っていた。
大人になってから検索で「処刑教室」を発見したのだが、画像とその記憶が一致しない。
ところが一致するものを先日osorezoneで発見したというわけである。
検索で発見したものはまったく同一タイトルだが別内容の「処刑教室」
あるいは「暴力教室」と混同したのではないかと思う。ややこしい。
一部ではカルト的人気のあるタイトルということだが、
監督が「コマンドー」で知られるマーク・L・レスターであることや、
若かりし(ぽっちゃりした)マイケル・J・フォックスが出ていることで
そういう評価があるようだ。知らんかったわ。
osorezoneにある映画だが、ホラーというよりは日本でも80年代に流行った
不良少年少女ドラマみたいな内容で、違うのは教師の方も対抗手段がエスカレートしていき、
最後には無惨な殺し合いになるところだ。
幼い頃に記憶に焼き付いたのはもっとすさまじく凄惨なシーンだったと思うが、
どうも初見によるある種のトラウマが、長い間に凄惨さを増幅したらしく、
思いのほか残酷でもなかった。
…いや僕が残酷シーンに免疫つきすぎたせいか。
とにかくドラマの90%くらいが不良少年少女と主人公ノリスの対立を描くシーンで、
まあステッグマンには腹が立つけれども、ホラーとは言えない。
上記の記憶の増幅のため、僕はワックワクして視聴に臨んだんだけど
残酷なシーンは最後の15分くらいにしかなくて、期待が空振りしてしまった。
それを抜きにしてみると、低予算ゆえのもったりした展開はしょうがないとして、
一部のカースタントのカメラワークや、ラストのむごい殺し方などには
確かにコマンドーの監督ならではの手腕を感じる。
でも映画ファンとしては、本当にぽっちゃりしてたころのマイケル・J・フォックスが
一番の見どころかもしれない(アーサーという役です)。