血煙銭湯

毎週日曜日更新

2019年01月

寒い日が続いていて、なかなか髪を切るタイミングのない松田でございます。
今週もまた、取り立てて描くべきことがないので、
気にとまったいろんなことを書いていこうと思う。

先週ほめちぎったネトフリの「タイタンズ」だけど、
最終回にしてひどいクリフハンガーを見せられ、
見終わったころには、いくを伊良子清玄に寝取られた岩本虎眼がごとく
「やってくれた喃、やってくれた喃」
と顔をしかめさせられた。
クリフハンガーとはなんぞ、と知らない人のために説明すると
遭難救助隊のスタローンが雪山で犯罪者と戦う映画…

ではなく
「宙ぶらりん」という意味で、
ようするに話をちゃんと畳まずに、はらはらさせる状況でシーズンを終了する手法。
こうすることで視聴者に「次のシーズンも見てね」とアピールする手口なのだが、
その後、視聴者は半年とか一年とか待たされるわけで、
あんまり褒められた手口ではない。
というのも、こうしたクリフハンガー状態で終わっておきながら、
低視聴率のため次のシーズンが作られなかったり、
次のシーズンが始まったら、前回ラストのピンチがなかったかのように始まったり、
……といったいい加減なドラマが数多くアメリカでは作られてきたからだ。

クリフハンガーの何もかも悪いとは言わない。
現シーズンの主要エピソードを終了させた後とか
本来は毎回完結だけど、この回はシーズンをまたがった前後回ですよとか、
原作が大長編でここで区切らざるを得ないとか
そういうのだったらまあアリかなって思うんだけど。
しかしネトフリのタイタンズ第一シーズンは、主要エピソードであるはずの
ロビンのバットマンとの確執も、レイヴンの正体に関わるエピソードも
一応の収束すらみることなく、最終回間際にスターファイアの正体をチラ見せしたり
二話でフェードアウトしたはずのホークとダヴのオリジンをやったりとか
終盤になって展開が風見鶏になったあげく、クリフハンガーしちゃったから
「なんだよこの終わり方はあああ!」となったわけで。
特にホークとダヴはオリジン回をやったあと、
第一シーズン内で何かやるわけでもなかったので、とり上げた意味がまるでわからない。
第二シーズンになってからでよかったのでは…。
どうしてこうワーナーのDCシリーズは毎回やらかしてしまうのか…。
前半面白かっただけに捲土重来を期待してたんだけどなあ…。

気持ちと話題を切り替えて、最近息抜きでやってるゲームでは、
「キャンドルちゃん」を楽しんでいる。

PS4のDL専用ゲームとして1000円くらいで売ってたもんで試しに買ったのだが、
これが1000円とは信じられないくらいのボリュームがある。
内容は短時間しか燃えられないキャンドルちゃんを操って、
数々の障害物を乗り越えゴールを目指すという単純なものだが、
エリアごとにキャンドルの光や炎を利用する工夫を凝らした障害物が設置されていて、
ワンアイデアでこれだけのものを作り出すとは、スタッフの頭の良さがうかがえる。
単純なゲームだけど日々、漫画でいろいろ頭を悩ませているぶん、
どうもこういうゲームを最近の僕の脳は求めているようだ。

で、その漫画に関しては、ここ数日戦隊ネタを数ページにわたってやっていて
「ページ稼ぎかよ」と思った人もいたかもしれないけど、
これもネタの一部なんだから仕方がない。
今描いてるのはギャグ漫画なんだから、だいたいのことはネタ振りなのだ。
僕もね、一日1ページ公開方針でこのネタをやるのは心苦しくてしょうがなかったが、
原案段階では1ページに1キャラの名乗りポーズという暴挙を計画していた。
…やめておいてよかった。

~今週の映画~
今回は禁断の食べ物擬人化アニメーション「ソーセージパーティ」の感想。

僕も今はギャグを描いている身の上、血なまぐさい映画ばかりではなく、
ギャグそのものも見て勉強した方がいいのではないか、そうした考えがこの映画を選ばせたのだが、
選んだのが間違いでした!(複雑な意味で)

あらすじ
スーパーマーケット「ショップウェル」に陳列されている商品たちは、
人間を神様と信じ、彼らに選ばれて買われると外の世界で大切にされると思い、
毎日歌をうたってその時を待ち望んでいた。
しかし、一度外へ出たものの選び間違いから返品されたハニーマスタードが
「真実」を知ったことから恐慌を起こし、
再び人間に選ばれるや自決するようにカートから飛び降りてしまう。
ソーセージのフランクと、その恋人パンのブレンダは彼を助けようとするが失敗。
他のカートと衝突し、多数の商品とともに床に落ちてしまう。
廃棄品を処分する店員の魔の手を逃れたフランクとブレンダは、
元の陳列棚に戻ろうと、広いマーケット内をさまよいはじめる。
いっぽう、廃棄品として店のバックヤードに放置されたビデ男(膣内洗浄器)は、
こうなったのもフランクのせいだと憤慨すると、
近くに落ちていたジュースを殺してその中身を吸い出し、
パワーアップして復讐を誓うのだった。

「間違いでした」とか不穏な書き出しで
「それはつまり面白くないってことですか」と誤解されそうだが、
念のため、ギャグアニメ映画として傑作といっていい作品である。
じゃあなにが間違いだったかと言うと、下ネタが過ぎるということ。
いやさ「ソーセージパーティー」なんてタイトルからして、
それを暗喩していると分かっていたとはいえ、
まさかここまで露骨に下ネタの強い作品だとは思わなかった。
アニメなのに!
これはアメリカに限らずだいたいの欧米圏ではそうだが「えっ、下ネタOKなんすか?」となると
異様に吹っ切れたような映画を作るから、日本人の感性としてはついていけないことがある。

映画のCMで「おバカ映画だよーん」とか宣伝されていて、
じゃあって家族で見に行ってみたら、そういうド下ネタぶつけられて
ヒエヒエになってしまった人も少なからずいるんじゃなかろうか。
欧米人はそういうのどうなっとんのやろ…。
ましてアニメなのになあ…。

まあ下ネタに限らず、イデオロギーや宗教に対する風刺なんかも織り交ぜ
ホラー映画のパロディなんかもあり、ギャグ映画としてよくできてるんだけど、
クライマックスの大バトル(どんなバトルかはネタバレになるから言えません)
からの大乱交パーティーが意味する暗喩には、エロいを飛び越えて引くレベル。
日本も下ネタはあるし、僕もエロを交えたギャグ描いてるけど、
ここまでのド下ネタを世界的な配信に載せて見せることはほぼない。
参考にできないという意味で「選んだのが間違い」だったというわけ。

しかしCGアニメーションは非常にクォリティが高く、
日本が製作したCGアニメとはまるで比較にならない。
下ネタなのに、そんなに予算が出るんだなあ…。
話そのものも上記したようにぶっ飛んでいて面白いし、擬人化もうまくハマっている。
家族で見るのではなく、ひとりで楽しむ分には大変オススメなギャグアニメだ。

ちなみに登場する薬物中毒者の役の声がどこかで聞いたことあると思ったら、
バイオハザード7でルーカスを演じていた佐藤せつじさんだった。
佐藤さんといえば僕には∀のジョゼフのイメージだったけど、
どうもこっち系のヤバイキャラクターの役として存在感を増しているらしい。
ターンXの電撃の後遺症でこんなことに…(違う)。
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今日は午前中お出かけしたので、記事は午後からの公開です。
…いや少し前までは午後ペースだったんだけどね。
ちょっとPVが増え始めて、午前中からチェックする人がいてる感じだったので、
スケジュールを早めていたのだ。
とはいえこの記事自体は出かける前から下書きを始めている。
(プリキュアが始まるまで手持無沙汰なんで)
今週は特に自作関係で報告することがないんで、よもやま話をしていこう。

何度かここで取り上げていたけど、浅田隆宏さんのHOOOKが状況を頓挫していたらしい。
これはジャイアントまりんが始まる以前の話なので、ご新規さんにかいつまんで説明すると、
漫画家・漫画家アシの浅田隆宏さんが、漫画家の置かれている状況をどうにかしようと
漫画版「youtube」を目指し、数人の投資家と話し合って設立したのが
HOOOKと言う会社だ。一応HPも出来上がっている。
これが11月から運営を開始すると宣言して、8~9月ごろに連載漫画家を募集していた。
漫画家に安定した報酬を支払える場を目指して、という目標から期待はあったのだが、
実際の内容はというと
・漫画家が連載する作品をプレゼンする
・投資家がそれにお金を出す
・開始後は人気に応じた追加報酬が出る
というもので、結局普通の雑誌連載とそんなに変わんないよね。
それに僕はエロとグロどちらかを切り離して話を作れない人間だから、
この手の投資家とそりが合わない気がして、デッドマキシマムの終了と
ジャイアントまりん開始の狭間の出来事だったけど、応募を見合わせた。
その後は、ジャイアントまりんの方が手一杯でHOOOKのことを追う余裕もなかった。

で、この間久々にツイッターのTL上で浅田さんが謝ったりお礼を言ったりしていたので、
何事かとさかのぼって見たら事業がとん挫していたというわけ。
HOOOK自体がなくなったわけじゃないにしろ、やはり歯車がまったく回らず
一歩も前へ進んでいなかったらしい。
まあ難しい事業だし、僕と同じように「それうまくいくのお?」
と思った人も少なくなかっただろう。
しかし本当に漫画版youtubeが実現するのなら、それは歓迎すべきものであり、
今後も定期的に見守っていきたい事案である。

漫画版youtubeといえば、赤松健先生が運営する漫画図書館Zが
あまりにもスポンサー関係が厳しくなったことの影響か、
公式公開している漫画をyoutubeにUPする、という新しい試みを始めている。
協力してくださいと呼びかけていたので、一応チャンネル登録して見に行ってみたが、
こちらも極めて再生数が少なく、まるでうまくいってない。
というのもその漫画、1ページごとに公開してしまっているからだ。
「…それの何がダメなの?」
と思う方もあろうが、youtubeの画面で1ページごとに漫画を出されても思いのほか見づらいのだ。
視聴窓をたとえ全画面にしてもやはり見づらい。
あそこでマンガを違法UPして何万再生と稼いでいる連中は、
1コマごとに切り出し、時にはBGMまで丁寧に重ねて
視聴者を集めていることを赤松先生は研究していなかったのか…。
「なんだオメエ見たことあるのかよ」と聞かれれば「そうだ」と答えるしかない。
それは上記したように、丁寧に編集された漫画動画(変な表現だ)だった上
ロゴまで企業っぽく作ってあるアカウントだった。
今でもそれが公式だったのか非公式だったのかよくわからない。
それにこの公開方法は、現在ほど漫画動画が流行る以前に教えてくれた人がいた。
その人自体は違法をしていたわけじゃなく「こんな漫画の紹介の仕方もありますよ」
というインディーズ漫画家向けへのアドバイスだった。

確かにそのやり方だと動画では見やすくなるが、
漫画を描く一方で完成した漫画を一コマ一コマ切り出して動画にして編集する、
そんな作業、手間がかかって仕方がない。
むしろ一人で全部作業しないといけない、貧乏漫画家には向いてない所業だろう。
いやアシがたくさんいても、巻数の多い赤松先生の漫画を一コマ一コマ切り出していたら気が狂う。
ちなみにそのアドバイスをしてくれた人は、極めて初期に電子書籍化代行業を運営していたが、
印税は1%をアマゾンポイントで支払うというド外道なことをやっており、
素早くそれを見抜いた僕は誘いにもちろん乗らなかった。
しかし、その電子書籍は現在も売られており、本人は海外へ逃げて何かやっとるらしい。
こわいこわい…。
漫画関係の話はこんなもんかな。

先週もちょっと触れたけど、ネットフリックスで「タイタンズ」の配信が開始されていて、
これが最近のワーナー・ヒーロー映画より断然面白い。

タイタンズというのは、DCコミックスの一級ヒーローたちのサイドキック(相棒)たちが
結成したミニマム・ジャスティス・リーグとでも言うべきチームだったんだけど、
サイドキックたちの脱退、単体の新キャラ加入、DCのリランチ(再構成)なんかによって、
だいたいロビン(ナイトウイング)、スターファイア、レイヴン、
サイボーグ、ビーストボーイらのメンバーがメインとなっている。
サイボーグは格上げでJLAに参加しちゃったので、彼を除く四人のドラマが
ネトフリ版「タイタンズ」だ。

彼らは誰もが半人前で、自分たちの能力を使いあぐねてるし、それゆえの懊悩も深い。
最年長のロビン(ディック)ですら、バットマンとの不和から自分自身の在り方に悩んでおり、
原作どおりの下半身のだらしなさによるトラブルもあって、
なかなかうまくメンバーを引っ張れずもどかしい。
バットマンを否定しながらも、未だにバットマンに頼ってる矛盾も魅力だし、
新ロビン(ジェイソン)との交流は予想外でびっくりさせられた。
…でもバットマン本人は出ない(笑)。むしろそこがいいんだけど。
ただ本来、お嬢様(お姫様)然としたスターファイアが、
ビッチで呑兵衛な姉御キャラになっちゃってるのは、原作ファンはどう思ってるのだろう
とかいらん心配かな。

しかし案の定、タイタンズを見終わる前にパニッシャーとスタートレックディスカバリーの
2期が来てしまってネトフリの海で溺れている状態。
1月末にはエヴァも配信されるというが、これ劇場版も含まれるのかなあ。

~今週の映画~
今回は「ジョン・ウィック チャプター2」の感想

あらすじ
前作から五日後(あれだけボロボロになったのにたったの五日後かよ!)、
盗まれた車を取り返したジョン・ウィックの前に、
イタリアの犯罪組織の幹部サンティーノ・ダントニオが現れ、
父の後を継いだ姉ジアナの暗殺を依頼する。
今度こそ引退しようとするジョンは依頼に難色を示すが、
「誓印」をサンティーノと交わしていたためそうもいかない。
誓印の持ち主には、どんな命令も必ず一度は従わなければいけないのだ。
それでも固辞するジョンへの見せしめとして、
サンティーノは亡き妻との思い出のつまった自宅を破壊してしまう。
ジョンはコンチネンタルの長ウィンストンに仲裁を頼むが、誓印の誓いは絶対。
逆に「誓いを果たして今度こそ自由になれ」
との勧めを受けてジアナが継承の催しを開いているローマへ飛ぶ。
しかしその後、サンティーノの悪辣なたくらみによって
ジョンは700万ドルの懸賞金をかけられ、
ニューヨーク中の暗殺者から狙われる身となってしまうのだった。

説明不要といっていい約束された傑作である。
前作ではちょっとドジをやらかして敵に捕まり、友達に助けられたりしたジョンだが、
今回は超一流の暗殺者らしい見事な立ち回りで、しかし時には痛撃を受けながらも
次々と敵をブッ倒す、ストーリー3割、アクション7割のアクション映画になっている。
前作で語られた「鉛筆一本で三人を殺した」伝説の再現とも言うべきシーンもあり、
(本作では二人だけど)
アクション絵を追及する人間として「はあ~なるほどな~」
と感心する殺陣が多くて目が離せない。

アクション構成を考えたスタッフの腕を抜きにしても、
本作に説得力を与えているのが、現在も本格的なガントレーニングを受けているという
キアヌ・リーブスの銃の扱いだ。
マトリックスでは話がマンガなのでナンチャッテガンアクションが不可避だったけど、
ジョン・ウィックは現実寄りなので、ガントレーニングが盤石に生きている。
そこにスラっとしたキアヌの挙動が加わって、たまらなくセクシーなのだ。
(ホモじゃないよ)

ほかには敵として登場するサンティーノ腹心の女性暗殺者アレスが、
ナイフのようにキレのある容姿と動作で、キアヌと張り合うシーンも見どころ。
ちょっと調べたら演じるルビー・ローズはキャッ党忍伝でやんでえのタトゥーを入れてるとかで、
なんだおめえオタクかよお!(歓喜)

マトリックス以来となるローレンス・フィッシュバーンとの共演が
先行話題となった本作だが、それはむしろ本当にオマケ程度。
彼を含め、2では主だった登場人物の多くが死んでおらず、
トレイラーが公開された第三作での活躍が期待される。
うーん…もっと注目されていい作品なんじゃない?
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どうも。マンガハックのサンライズ矢立文庫大賞に投稿したと思っていたら
実は投稿されていなかったという恥ずかしい失態をやらかした天然ボケです。
前にも同じことpixivでやらかしたよね。
本編を投稿したあと最後の「投稿しますか」ボタンを押し忘れてしまうという。
何やってんですかね僕は。
そんなもんで、そっちのマンガはたぶん月曜以降、
サンライズさんの審査が入ると思うので、公開はそれからになると思う。
(本編以後の話になってるので、ネタバレ問題でもしかしたら審査通らないかも~)
ああ恥ずかしい////
こんなんでも僕の漫画を読んで応援してくれると言う人は大歓迎です(∩)

先週からネトフリ方面では谷口悟朗監督の「リヴィジョンズ」や
DCヒーローものの「タイタンズ」が始まり、以降も「パニッシャー」2期や
「スタートレックディスカバリー」2期が始まると来て、
見る物ぎゅうぎゅう詰めで、語りたいこともあるんだけど、
今日は予告どおり「ジャイアントまりん」第三話の裏話をやるのでそんな余裕はない( ^ω^ )
まあ、その辺は次回以降で。

ジャイアントまりん03_002

ジャイアントまりん第三話は、当事者以外の視点から本編の状況をどう見ているかを描くとともに、
巨大特撮ものの定番である地球防衛組織を舞台に、重要人物である大戸島博士と
金城キミコの人物像を紹介していくのを狙いとした。
前半部分は作者も非常に満足の出来だったが、
後半部分はいささか話が大雑把で反省点も多い回となった。
順を追って話していこう。

冒頭から登場する金城キミコは、「ジャイアントまりん」でしばらく唯一と言っていい
ツッコミ専属のレギュラーで、地球防衛組織ATLAS側における主役的な立ち位置になる。
アトラスにはボケ要因が強すぎて話の進まない人物が多いため、
彼女がいないと話が進まないという意味においても重要だ。
黒髪眼鏡でおさげという、いわゆる「文系地味子」な要素の多い外見をしているが、
実のところはATLAS実動部隊で射撃も格闘技も一番という、
等身大キャラの中では本作でトップクラスに強い実力の持ち主。
今回はそれを示すシーンがなかったけど、いずれその本領を発揮する機会が訪れるだろう。

額の傷や強面から、凄いのか凄くないのかよく分からない上原隊長をはじめ、
他のメンバーも含め、この実動部隊は全員「ウルトラマン」の脚本家から苗字をとっている。
しかしまあ、キャラクターの多い漫画なので、
他の面々がクローズアップされる時が来るのかは今のところ不透明だ。
どうでもいいけど、キミコのストッキングには最初背面のシームがなかったのだが、
いまいち色気が弱いと感じたので急遽シームを付け加えている。
これがあるとないとでは色気が変わってくるのがストッキングの面白いところ。
春麗効果とでも呼ぼうか。

大戸島教授は第一話に出て来た時「なんだこのおじさんは結局何の活躍もしなのか」
と思ったかもしれないが、この第三話での大活躍()のために
第一話のカメオは伏線だったというわけ。
さてSF漫画の宿命として、この漫画には多数の科学者が出てくるが、
それぞれに個性とか役割をいちおう線引きしている。
ナムはホンマモンの天才で何でも作れるし、マッドな色合いもあるが、実はかわいい奴。
サンディーンは一方面に偏った天才で、女の子大好きで自分が女の子になってしまった変態。
そして大戸島は凄そうに見えてただのポンコツ。ボケ役としてはトップクラス。
本編でも大戸島は何か役に立ちそうなことをいろいろ言うんだけど、
結局どれも空振りとか不発に終わっているのが彼の役割を物語っている。
「あの写真は私の趣味だよ」とか「予算が降りなかったからまだ作ってなかった」
なんてのは第一話以前から温めていたネタだったので、
無事ウケてくれたからホッと胸を撫でおろした。

アトラスファイターなど、アトラスの武器装備一覧はこの漫画を描いていく上で
大きなひとつの懸念であったが、無事三話までにあらかた片付いたので今は余裕がある。
ナムの宇宙船、銀河帝国の艦艇も大変だったけど、
アトラスの方は基地、人員、手持ち武器、戦闘機、ロボットと数が違うからね。
主力戦闘機であるアトラスファイターは、劇中のネタに合わせて可変構造が必要だったので、
当初は「いかにもロボットの頭」然とした形だったのだが、
あまりにもゴロっとしていたため、第三話の直前に修正して今の形に。
しかしそれはそれでコンバトラーVの頭っぽくなってしまった。
でも「頭になる戦闘機」って外観のバリエーションってそれほど取れないんだよね。
戦隊ロボにもボルテスVっぽい「頭戦闘機」あるし。
頭戦闘機にはダンクーガのイーグルファイター型もあるが、あれも相当無理のある変形だ。
ちなみにファイターの発進シークエンスで糸が見えているのは、
光学合成で消し忘れた、というその筋のネタである。

怪獣ドルコーンとの対戦でナムがあんまり役に立たず、
天才らしからぬ振る舞いを見せているが、
これはアトラスを活躍させる都合上…だけではなく、彼には彼の目論見があるため。
でもそれがわかるのはもう少し先のお話。
しかしドルコーンは胴体が顔になってるから、ちっとも画面内に顔がおさまらない。
胴体顔怪獣はデザインパターンのひとつだが、漫画ではカメラワークしづらい形状なんだなあ。

話の筋があまりよくないなと思ったのはこの辺からで、
ドルコーンをどう倒すかがネームから実際の完成段階に至るまで、
うまく回っていない感触が未だにある。
腕が短いからそこを突いた攻撃を…といった戦法が当初のネームだったのだが、
「腕が短いのを言うのは差別ではないか」とどこからか攻撃されそうなのを懸念し、
顔が胴体になっているから、と方向を転換してドミノ戦法になった。
「電気発生器のドルコーンに電線を巻き付けて電磁石にしてしまう」
という対応法も考えたものの、なんだかいまいちしっくりこなくて没にした。
でも今思い返すとそっちの方がよかったかもしれない。
いずれにせよここで今回クローズアップされている大戸島博士に任せると
進む話も進まないので事態の打開に使えない。
ギャグキャラの宿命とはいえ難しい部分だ。

でもその一方でまりんがおかしくなり始めて、
彼女の本来の「ボケもツッコミもできる性格」が前に出始めたのは怪我の巧妙。
この辺は第四話で発揮されるので待っていてほしい。
フィニッシュのスカイスクリーパースラムは「摩天楼投げ」という意味。
ウルトラマンではよくあった「怪獣を高く持ち上げて」投げたり飛んだりする、
というシーンの再現でもある。
そういや今回はおっぱいが見えるシーンはないけど、
僕本人としてもまりんが気の毒になっているので、その分ぱんつの量で補うことにした。
(気の毒とは…)

オチの部分は初期ネームではもっとセリフがごちゃごちゃしていた。
各キャラも作者も言いたいことやりたいことはいっぱいあるけど、
大戸島総司令の「アトにゃん」宣言で充分であると判断。
ギャグはしゃべくって押すのもありだが、やはりシンプルイズベストに決まるべきだと思う。
アトにゃんという名前に関しては、
キミちゃんが嫌がってるので今後どうなるか分からないけど(;^ω^)

今日から始まる第四話のサブタイは「大ピンチ!五大怪獣対まりん」
一気に五体も怪獣出すの? 
出すんです。
デザインどうするんや、と前々からヤバイと思ってた割にはすんなり五体決まってくれた。
話のまとまりとしては3話よりちゃんとしている(と思う)のでご期待ください。

~今日の映画~
今回は和製ホラー映画「残穢~住んではいけない部屋~」の感想。

あらすじ
ホラー小説家の「私」は、読者から怖い話を募集して
それを雑誌上で紹介するコーナーを受け持っている。
ある日、舞い込んできた女子大生の体験談
「時おり部屋のある場所からホウキで掃いているような往復音がする」
という話に引っ掛かりを覚える。
過去の投稿談を読み返すと、似たような話があったことを思い出した。
その両方の手紙はまったく同じ住所のマンションから送られてきたものだった。
しかし、部屋番号は違う。隣でも上下でもないのだ。
この不気味さに惹かれた「私」は差出人の女子大生と連絡を取り合いながら、
怪現象の背景をさぐっていくのだが、
次第しだいにそのマンション…いや土地そのものに根付く
恐怖の根源が明らかとなっていく。

小野不由美著の小説を原作とするホラー映画。
あいにくと原作は読んでないし、今や和製実写への絶望とか諦観の強い僕だが、
シチュエーションに面白さを感じて視聴に臨んだ。
しかしめっきり小説読んでないな最近は…。
ネタになる知識系の本は読んでるんだけどね。
見せ方としては映像・画像作品の方が漫画の肥やしになるんで、
どうしても小説から離れていってしまう。
それは置いておいて、本作は主人公「私」は心霊現象に会うことなく、
女子大生との連絡を通じて心霊現象の背景を探るうち、
身の毛もよだつ共通性がぞろぞろ芋づる式に現れる過程に恐怖が見える、
という一風変わった展開が面白い。
リングや呪怨みたいに何度も繰り返し使える手ではないが、ホラーとサスペンスの理想的融合だ。

人は特定の場所に住むけど、その場所には昔にも誰かが住んでいたはずで、
その人の怨念が残っているかもしれない、これが「残された穢れ」つまり「残穢」なわけだが、
そうすると今僕たちが座っているここにも何かが…などと思うようになってしまい、
読者や視聴者も落ち着かなくなる。これが本作の狙いであろう。
実際僕もここ数日、部屋の暗がりが怖くなっていて、
だから良作の和製ホラーは嫌なんだよおお、後を引くからあ!
でもホラー見るのやめないけどな(中毒)。

「私」が直接心霊現象に遭遇せず、誰かの回想や創造の中でのみ現象が描かれ、
歴史的なつながりから恐怖を醸し出す演出はとても間接的で、
従来の心霊ホラーに比べると怖さの角度が違うのは、ちょっと不思議な感覚だし、
思いのほかホラー入門としていいのではないか。
と思っていたら、ラストでやらかしちゃった感じ。
原作小説がどうなってるのか分からないが、
ラストは「私」が不審な電話を取るところで終わった方がよかったと思う。
そのあとは完全に蛇足。普通の和製心霊ホラーと同じことになっちゃった。
うーむ、そこはこのホラーが意図していた雰囲気と
違うんじゃないですかねえ、違うんじゃないですかねえ。
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皆さま明けましておめでとうございます。
本年も松田シン、松田シンをよろしくおねがいいたします。
(選挙的宣伝)

正月三が日をぐったり休んでいると、休み明けに働くのが億劫だったりするが、
金土と働けばまた日曜が待っていると思えば、何か得した気分にもなる。
そこも正月の醍醐味であろう。
しかし「ジャイアントまりん」第三話の終わりが刻々と迫っているので、
正月休みもそこそこに二日、三日は第四話ネーム作業に追われて
休んだような休んでないような(体はともかく頭は休めてない)。

先週は日曜日とこの休みを使って3本ほど映画を見たので、
その3本の感想を述べてみようという「今週の映画」特集。
本当はもう一本見ようと思っていたんだけどね。
夜にやってた「なんでも鑑定団」の特番が思いのほか面白くて結局見れなかった。
いつもと違う形式で、芸能人が並んだ鑑定品の真贋を見定めるクイズ方式。
大言壮語する今田耕司がさっぱり当てられず、
完全素人の小島瑠璃子がバンバン当てる展開はなかなか楽しかった。
(書の良し悪しが分からないので、紙の新旧に注目したという小島の着眼点はなかなか鋭い)
結局優勝は片岡鶴太郎だったけど。
日本刀を集めている前田日明が日本刀の鑑定をハズしたのはひどかった(笑)。
前置きはこの辺にして、それでは本題へといってみよう。

「ノーエスケープ」

あらすじ
家族に会うためにメキシコからアメリカへの密入国をはかるモーセスとその他20人あまり。
彼らは密入国斡旋人の急なエンジントラブルのため、
国境線のはるか何キロも前の荒野で降りざるをえなくなる。
斡旋人二人に連れられて過酷な荒野を歩く一行は、やがて斡旋人同士の反目や
過酷な行脚についていけない者の出現によって、二つのグループに分かれてしまう。
しかし先を進んでいた方のグループは、密入国者を憎む地元民サムによって
長距離から一方的な狙撃を受け全滅。
遅れていたことで窮地を逃れたモーセスを含むグループだったが、
サムの愛犬トラッカーによって存在を嗅ぎ当てられ、
同じように密入国者狩りの標的となってしまう。
彼らは果たしてアメリカにたどり着くことができるのか…。

いわゆるマンハント系列のサバイバルスリラー映画である。
登場人物の大半はさっさと死んでしまい、
生き残ったモーセスと女性の二人だけという状況が長く続くが、
この女性が大して美人でもないし気の利いた活躍もせずヒロインとは言い難い。
むしろ主人公を文字通り食う(殺す)存在感で強烈な印象を残すのが、
地元民の猟師サムで、これを演じるのが「ウォッチメン」のコメディアンや
「ウォーキングデッド」のニーガンで知られるジェフリー・ディーン・モーガン。
あまり製作費がかかってなさそうな映画のわりには、いい役者をもってきている。
だがしかし、このサムを上回る大活躍を見せるのが
愛犬トラッカーである。

立場的には主人公たちを追い詰めるので悪役にあたるトラッカー君だが、
密入国者たちが犬が登れないだろう崖や木を伝って逃げても、
機転を利かせて自分が通れる場所を見つけ、遠回りして追ってくる。
獲物に追いつけばご主人様の到着を待つことなく仕留めるなど、
おっさんで脚も速くないサムに比べてはるかに有能である。
丘の散在する舞台において、サムが標的を見失わずに追い続けられるのも
このトラッカー君の有能さゆえ。

トラッカー君のおかげで密入国者たちのピンチが続くため、
単純な追いつ追われつだけの逃走劇でもあまり退屈はしないのだが、
逆にそれ以外の部分が薄い、というのがこの映画の弱いところ。
モーセスがサバイバルの達人みたいな秘密の肩書持ちだったら、
サムとの駆け引きに妙味が生まれたかもしれないが、ただの自動車修理工なので
(それが生きる場面はあるが)、単にアメリカ人がメキシコ人を虐めている構図にしかなってない。
それはこの映画の視点そのものにも表れていて、
密入国をはかるモーセスも、それをハントするサムも犯罪者であることに変わりないはずなのに、
まるでこういう状況に追い込んだアメリカが悪い…ようにしか描いてないのがなんだかなあ。
メキシコ映画なんで言いたいことは分からないでもないが。

にしてもサムが使っているライフルがカルカノM1938っぽいのはなんなんでしょ。
製作者の趣味なのかなあ。ケネディ暗殺事件に使われた(らしい)銃として悪名高いけど、
イタリア銃なんであまり映画のコンセプトとマッチしてないよね。


「すべての終わり」

あらすじ
恋人サムとシアトルで暮らす弁護士ウィルは、サムが妊娠したにもかかわらず、
元軍人のサムの父トムと折り合いが悪く、なかなか結婚のゆるしをもらうことができない。
トムの住むシカゴでの話し合いもトムによる売り言葉に買い言葉で結局失敗。
仕事も恋人も待つシアトルへ戻る日の朝、サムからの電話によって
シアトルで何らかの大きな異変が起こったことが知らされる。
ニューヨークで始まったというその異変は、通信機器が一切使えなくなるばかりではなく、
空軍機も飛び交うなど、ただならぬ事態であることを察させる。
サムの安全を確かめるため、トムとウィルは一緒に自動車でシアトルへの長旅を始めるのだが…。

本作はネットフリックス限定公開だが、これには二種類あり、
最初っからネットフリックスが出資して作った作品と、
別の会社が作ったはいいが世界配給には赤字になりそうだからネトフリに売りつけた作品だ。
後者には悪名高き「クローバーフィールドパラドックス」もあるが、
傑作の名も高い「アナイアレイション」もあって、一概にどうとは言えない。
が、どうも本作も後者ようである。

関係の悪い二人が長旅を通じながら時に対立し、時に力を合わせて困難を乗り越えていく
一種のロードムービーだが、単に通信機器が使えなくなるだけではなく、
そうした混乱状況から犯罪者たちが横行し、主人公二人がシカゴを抜けて間もなく、
北斗の拳かマッドマックスさながらのヒャッハーに遭遇して痛い目にあってしまう。
こうした人間同士の醜さや、異変に伴うらしき自然災害、また長旅に伴う物資不足
などが本作の敵である。

ロードムービーは話の起伏が弱いと退屈な作品になる危うさを秘めているが、
本作は上記した状況によって視聴者をぞわつかせる危機が多く、
決して退屈するような作品ではない。
しかし、である。
退屈させないとしても、本作はクソ映画のそしりを免れ得ない、まごうことなき駄作なのだ。
なぜかと言うと驚くべきことに、伏線のほとんどを回収しないまま終わってしまうのである。
回収されるのは冒頭の「恋人の妊娠や結婚の許し」の部分だけで、
そのほかにも伏線になりそうなシーンや会話や登場人物は出てくるのに、
一切合切何も拾わないまま、ただ危機を切り抜けて終わる、
「ストーリーってなにそれおいしいの」と言わんばかりの大空振り。

いや、この間の「バードボックス」も恐怖の正体は最後まで判然としないけど、
家族とか希望とかの基本テーマはきっちり描ききって終るじゃん。
それもなにも「知らんがなww」みたいに迎えるエンディングにはしばし茫然としてしまった。
ウィレム・デフォーとかそれなりの俳優を持ってきておいて、
なんなのこの映画ああああ!


「ホールド・ザ・ダーク」

あらすじ
かつて子供を殺されたという親の嘆願を受け、
狼を退治したこともあるハンター兼作家のラッセル・コア。
彼はそのいきさつを描いた著作を読んだメドラ・スローンという女性の手紙をもらい
雪深いアラスカの地を踏む。
メドラもまた息子を狼に殺されており、他にももう一人子供を殺された家族がいるという。
ラッセルはかつての経験から「復讐するのは人間だけ、自然に反する行為」と気が進まない
ながらもメドラの悲しみに同情して依頼を受け、猟銃を手に山中へ分け入る。
不意を突いた狼との遭遇に体勢を崩し、危機に陥るラッセルだったが、
狼の群れは彼を襲うことなく退き、かろうじて事なきを得る。
そもそもその狼の群れは飢えを回避するため子供を殺して食う、
いわゆる動物の「子殺し」行為を行っており、こういう狼が人間を襲うだろうか。
不可解さを抱きながら、メドラの家に戻ったラッセルを待っていたのは
身の毛もよだつ恐ろしい真実だった…。

最後の三本目もネットフリックス限定公開映画。
こちらは最初からネトフリが出資して作ったもよう。
そういうのは割と良作が多い雰囲気ではある。
ネトフリ限定映画というのは、公式が強烈に推してくるのでつい気になってしまうのだが、
「クローバーフィールドパラドックス」「餓えた侵略者」「すべての終わり」と
けっこうハズレ率も高い事が実証されている。
不安もあったがこれを選んだのは、ちょっと予告編の雰囲気がよかったから。
…それに何回も騙されてきてるやん。

予告編から僕は最初「訪れた村でいろいろ騒動に会いながらも、
狼退治に挑む孤独なおじさんの話」だと察して視聴に臨んだのだが、いやいやどうして。
アニマルハンティング映画ではなく、血も凍るサスペンス映画だったのだ。
序盤に明かされるその意外な真実からの切り替えしにびっくりして、
何度もそのシーンを見返してしまった。

しかも単なるサスペンス映画ではなく、
負傷により戦場から帰って来たメドラの夫バーノンの登場でサイコな様相も呈し、
中盤には重機関銃対ピストルとサブマシンガンによる凄まじい銃撃戦もあり、
単なるサスペンス映画ではありえない量の死体の山が築かれていく。
次から次へと予想外の展開を叩きつけ、見る側をぐいぐい引き込んでいくこの手腕は素晴らしい。
監督したジェレミー・ソルニエ監督は、この手の大虐殺シーンが得意らしいのだが、
「ブルーリベンジ」も「グリーンルーム」もあいにく見たことが無かった。
今度機会があれば見てみよう。

こうした予想外の展開や、バイオレンスを見せるだけなら
前述した「すべての終わり」と一緒だが、そうはならないのが本作。
なんと劇中にでてくる殆どのセリフ、少し映っただけの「何気なさそうなシーン」までも
伏線となっていて、それをすべて回収してくるのだ。
お話づくりにおいて当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、
自分でやっていても、他の作品を見ていてもなかなかこれをやりきるのは難しく、
(やりきろうと思ったら時間や枚数をオーバーしちゃう)
それでいて2時間以下のドラマにしっかり収めている
「ホールド・ザ・ダーク」非常に完成度の高い映画だ。
虐殺シーンがあるので万人にはオススメできないが、これは傑作。
興味のある人は見てほしい。



……と言う感じで、今回は映画三本の感想を上げてみました。
来週末には「ジャイアントまりん」第3話も終わっているので、
次回はその裏話をする予定。
それでは改めて、今年もよろしく~。

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