血煙銭湯

毎週日曜日更新

ファンアートの紹介とヒーリングっどプリキュアの総括

満身創痍とはこのことか。
先日北海道近辺で台風並みの低気圧が発生し、
ひろく全道を暴風雪がみまったことをご存知の方もおられるだろう。
ただ、このとき僕の住んでる地方ではまったく雪も雨も降らず、
ひたすら暴風が吹いていただけで、気温もそれほど低くなかったし、
大きな問題はなかった。
だが、そううまい話はなかったのである。
その後夜間から朝方にかけて降ったみぞれじみた雪が、
暴風によって氷を形成し、さらにその上にフワフワの綿雪が積もったため、
いつにもまして滑りやすい道を形成してしまったのである。
この手の路面は三月などの春先にはよくあるが、
三月だと融けかかっていることから、足跡や轍の形状で凍って平面になることはなく、
滑りやすさにもそれなりの限界がある。
しかしまだ寒さに容赦のない二月にできたために、氷面はまっ平になっていた。
その恐るべき滑りやすさによって、
僕は生まれて初めてたった一日の間に五回も派手に転んでしまった。
本能的に右腕をかばったので描くのには問題ないが、
代わりにつっかえにした左腕をやってしまった…。
うち一回は右ひざをついたこともあり、そっちもやってしまい、
せっかく治りかかった右脚側も逝っている。
逝ってる言うても動くんだけど。
痛みで左ひじと右ひざをつけないのが
どれほど不便であることか。
orz ←いわゆるこういう体勢がとれないw
右肩が四十肩であることを含めれば、無事なのは左脚だけである。
二月は肉体的に踏んだり蹴ったりだなあ…。

そいうことを踏まえて(踏まえる意味はないが)、今週のブログをやっていきます。
まずとりあげるのは「ジャイアントまりん」のファンアート。
前々から寄せていただいたんだけど、僕のふところに収めたまんまというのももったいないし、
やっぱりブログで紹介するべきだよなと思って…。
特設コーナーとか設けようかとも考えたが現行のレイアウトだと、
どうやらメニューバーを作れないらしい…(;^ω^)
と、とにかく紹介していこう。
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この二枚は右の「交友関係作家の作品(一般)」にもあるギズモ先生の作品。
ワイの描くまりんより可愛いぞ。
僕は漫画本編に登場する建物の看板に、交友関係者の名前をネタにしてるんだけど、
その際ホテルの名前はどうしよう、と迷っていたら名乗り出ていただいた。
しかしギズモ先生は「ギミックP」という名義も使っておられて、
その時のTwitter名義がギミックの方だったんで、そっちを使用したのだ。
うーん「ギズモ」の方がよかったのかな。
僕は「monsuter gals!」が好きです。
なんで広告はそっちの書影じゃないかというと、
あれ扱ってるところと扱ってないところがあるんですよー。
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こちらも右の「交友関係作家の作品(アダルト)」の長谷円先生の作品。
ぽっちゃり感が長谷先生っぽくていいですね。
ボンデージの質感も素晴らしいです。
長谷先生は「まりん買いました」とのご報告をいただいたんですが、
DMM電子書籍のアプリが開けないと言われて調べたら先生win7やったんですね(>_<) 
結局ブラウザで読んでいただいたとのこと。
電書アプリって定期的に開いてアプデチェックしないといかんみたいですね。
僕はwin10だけど久々に開いたら不具合あって、パッチ適用しましたわ。
あっそうそう長谷先生の最新作「人妻姦落」が発売中なのでよろしく~。

以上です。
ファンアートは随時募集しております。Twitterの方にリプしていただければ、
今回のようにブログで取り上げたりしますので、お暇ならおたよりください。
あっそうそう、そんな「ジャイアントまりん」の電子書籍版6巻は
来週中ごろくらいから各ストアで発売予定です(ダイマ)。

さて今日もうひとつの本題、毎年やっているプリキュア総括をしていこう。
これを書いてる時点ではまだ最終回ではないが、最終回は実質引継ぎ回らしいので…。

地球を癒す、をテーマに掲げた「ヒーリングっどプリキュア」は
コロナ禍という苦境に遭遇しながらも、きっちりまとめあげて結構よい作品だったと思う。
まあ去年がね…ヽ(^o^)丿
キャラは良かったし、宇宙を全面に出すなど意欲的だったスタートゥインクルは
とにかくシナリオがあかんくて、中でも代表的な
「コスモが人質に取られた、攻撃できない!」
コスモ「頭を攻撃するのよ!」
「そうか!」
(そうかじゃねえ、デカイ相手なんだから見ればわかるじゃろがいw)
は未だにバカバカしくて記憶に残っている。
諸悪の根源もどちらかというと12星座プリンセスの方で、結局連中は反省していない。
主役五人のその後とかは良かったけど、それ以外がガバガバだったので
なんとも腑に落ちない決着だった(テンジョウさん死ななくてよかったけど)。
これを反省したのか、ルパパトなどで評価の高い香村純子さんを迎えた
ヒーリングっどの脚本は全般的に変な回、変な構成とかは見られなかった。

僕個人で評価が一番高かったのは「はじめてのケンカ、すれ違うのどかとラビリン」で、
なんだよ俺の好きな「GOプリ」の田中仁さんが脚本じゃないか。
仲間の妖精にダサイ言われてもラビリンは気に入った「ラベンだるま」を
のどかの協力で手に入れたラビリンだが、ニャトランに突っ込まれて逆切れし、
のどかとケンカになる…という話。
最初はのどかとラビリンで協力して、欲しいものを手に入れて良かったね
という話なのかと思ったら、急転直下ケンカになり、それが原因で変身不能になる。
その切り返しの緩急が上手くて、しかもこれは誰かが悪いというわけでもない。
強いて言うならラビリンが悪い。だからこそちゃんと謝って仲直りしようという…。
このエピソードを通じて「ケンカはよくない」
「周りの人が何と言おうと、自分の好きを偽ってはいけない」といった
プリキュアの役割である情操教育もやっている。
ひとつぶでえらい旨味のあるエピソードになっていた。

OPから伏線の貼られていたダルイゼンとのどかの決着も脚本の腕が光っている。
「お前は困ってる人を救いたいとか言いながら、弱ってる俺は救わないのかよ」
といったのどかの行動原理を突くようなダルイゼンの要求。
これ結構難しい問題だと思ったんだよね。
プリキュアでよくある概念的悪役なら「希望と絶望は隣り合わせなので受け入れる」
そんな選択もアリだが、ビョーゲンズはマジ病気なのでそういうわけにもいかない。
といってダルイゼンの要求も、その論理に従えば筋は通っているように聞こえる。
そこを
「違うわい、お前は困った時だけこっちを利用して、
終わったらまた悪事を働くんじゃろがい」(意訳)
とロジックを切り替えてはねのけたところは上手かった。
話題を別方向に切り替えて論破する(してるように見せる)のは
ひろゆき氏あたりがやっている、現実によくある行為だが、
自分ひとりで脚本を書いてると、会話の勢いに熱がこもってなかなか冷静にやれないもんだ。
有名監督とか漫画家でも勢いに流されてしまってることがよくある。
この感情的な流れでよくシフトしたな香村さん、と感心しちゃった。
あるいはかなり最初から考えていた切り返しだったのかも。

しかしながら、やはりコロナ禍が本作に大きな影をおとした。
2か月もの休み期間はやはり厳しく、放送期間延長こそされたものの、
いつもより4、5話少ないエピソードは、
本来あるべきだったの若干の深みを喪失させたことは想像に難くない。
最終決戦周りは、ビョーゲンキングの実体化や影響を現した時間が短かったこともあり、
いささか威厳とか脅威に欠けていたように思う。
決着したあと、妖精たちが帰るまでの余韻ももう少しほしかったところだ。
あ~ここで回想をもっとやられていたら俺の涙腺は決壊したのに…などと思ってしまった。
カットされた回には、のどかの父のエピソード(やけにのどか父の影が薄い)
もあったんじゃないかと思うと、この辺も惜しいな~と思ってしまう。
しかしこれ以上の放送延長は、バンダイの商品開発サイクルからも難しかったのだろう。
それもまた仕方がない。

なにはともあれ、次回からのトロピカルージュはこのコロナ禍を吹っ飛ばそうと
クソ明るい作風になるようなので期待。ついにファイルーズの時代が来るというのか…。
(そう思うくらい「ダンベル」の時上手かったのよあの子)

~今週の映画~
今回はなんとアラブ発のアクション映画「サバイバー・生きるに値する者」の感想

あらすじ
近未来、紛争の結果河川が汚染され、飲料水が枯渇し国家は崩壊した。
主人公エイサは父、妹やほか数人とともに
貯水タンクとフェンスのある廃工場にたてこもり、
どうにかこの過酷な状況を生き延びていた。
しかし女性を人質にした野盗の襲撃により父親がピンチに陥る。
それを助けたナイフ使いの旅人ムサ。
父親はその恩からムサと彼の連れていたクルド人女性を工場に受け入れる。
食事を経て親交を深めたかに見えたムサだったが、
「武器はロッカーにしまう決まりだ」と要求した父親に
ムサは突如凶刃を突きたて殺してしまう。
逃亡するムサ、武器を手に追うエイサだったが、
周囲に「まず父親を弔うのが先だ」と言われてしまう。
翌日父を弔ったあと、水道をひねるが水が出ない。
貯水タンクの様子を見に行ったエイサたちが、
止められていたバルブをひねるとタンクの基部が爆発。
肝心の水が失われてしまうのだった。

先日エヴァQを「狙った展開にするために登場人物の頭を悪くした映画だ」
と僕は言ったが、まさしく本作もそうした映画の一本である。
ポストアポカリプス的な世界は悪くない、
序盤の野盗との戦闘も特におかしいとは思わない。
しかし父親がムサに殺されたあたりから急に全員頭が悪くなってしまう。
中東の風習に詳しいわけじゃないが、どう考えても
父親を弔っている場合じゃない
もし君の家に強盗が入ってきて、家族を殺したあと敷地内のどこかへ逃げたとして、
まず殺された家族を弔うだろうか? 警察に連絡できないとなれば、
身の安全を確保するのが第一だろう。そうしなければ安心して何もできやしない。
この映画はそれをやらないのである。

まあそれが風習なのだとしたら仕方ない、そこは目をつぶろう。
しかしその後、水が出ないのに慌てたとしても、
もっと用心深くあたりを探るべきだったろう。
水を止めるような敵は一人しかおらんのやし。
あるいはタンクを調べるより先に敵を探し出すか。
それもやらないのである。あまり細かいくだりは話してないが、
タンク破壊のあたりで2度3度と罠にかかっている。
あげく敵がどこにいるのか分からない状況で仲間割れして人数を減らし、
さらにここに住んでたにも関わらず敵が知ってて主人公たちの知らない場所があったり、
4度目の罠にかかったり…などなどあまりにも迂闊にして学習能力がない。
このていたらくをさらしたのに生き残った主人公を
「生き残るにふさわしい者を探していた」とか言われてもねえ…。
うすら笑いしか出てこないんじゃが…。
なんとも支離滅裂な脚本でギャグなのかと思ってしまうくらいだが、
石塚運昇さんとか浪川大輔さんとか有名声優が吹き替えを担当している。
……どういうことなの。

ジャイアントまりん25話の裏話

最近ちょっとゲームライフが充実している。
一月は買ったゲームがことごとく僕と合ってなくて
ひどい散財した気分になったもんだが、
だからというわけじゃないが、youtubeで紹介されたオススメの作品を購入したら
これが「ううむたしかにこれは」という具合のスルメで、
止め時を逸してついつい夜更かししちゃう毎日。
一本は結構前からインディーズゲーム業界をにぎわせていた
「スレイザスパイア」で、グラフィックはそれほどでもないのに
カードゲームとしての出来栄えだけで、
世の一流ビデオゲームと太刀打ちできる完成度なのがすごい。
もう一本は先ごろ発売された「リトルナイトメア2」
これは前作もハマった良質アクションアドベンチャーで、
今回も進みたくない恐ろしさなのに、進みたくなる探索性とパズル性は健在。
機会があれば他にも、古いのを含めていくつか紹介したいところである。

今日は予告どおり「ジャイアントまりん」25話ジャイアント野球(前編)の裏話をします。
ジャイアントまりん025_001

メディア集合体との対決番組シリーズの二回目は、
以前からやってみたかった「巨大化状態でのスポーツ」という
周囲にははた迷惑極まりない健全娯楽である(健全とは…)。
候補としてはゴルフをネタにして
「プロゴルファー猿」や「みんなのゴルフ」のパロディをすることも考えていたのだが、
ここでネックになったのがドノヴァンである。
フィジカルのパワーが振り切れている人物なので、
こいつが出てくると大概のスポーツ対決で誰も勝つことができない。
「じゃあなんでこいつ仲間に入れたんや」
と思われても仕方ないが、こいつの問題をどうするか
そういったことで作者がきりきり舞いするほど読者は喜ぶ。
これは小池一夫先生が標榜する法則のひとつだ。
もちろんこの点だけじゃなく、ドノヴァンが仲間になることは
ギャグの面でも今後の展開面でも重要な意味があったのだから仕方ない。

しかし野球をさせるには若干の問題があった。
大きい所ではチームメイトの問題。
ゴカイジューたちはナムの力で元のサイズに戻せるとして、
残りのメンツをどうしようか。これは野球回を構想した時から悩んでいた。
ひとつの案には物語序盤、第三話で名前だけ出て来た怪獣イベリコーを
ここで登場させようか、というのもあったが、
結局サンディーンとニャンボの登用でおちついた。
前後編のネームを描き終えた今だから言えるが、この判断は正しかった。
そもそも前後編で9回表裏ある野球ネタをやろうってことが無謀だったのだ!
後編で明らかになるが、そのくらい内容は端折られている。
そしてこの前後編を俯瞰して見れば、実質上バニラ回だったと言っていい。
そのくらいバニガイン・バニラという人物の特異性が全編を食ってしまっている。
この野球回ではいくつか今後の伏線を露見させる意味合いもあったのだが、
それにしたって目立ち過ぎで、なんともまりんの主人公感が薄い。
他キャラのクローズアップが目的なので仕方ない面はあるが…。

さて本編のニャンボによる特訓シーンは今回もっとも楽しんで描いた。
野球ネタといえば「巨人の星」パロディは絶対に外すことはできまい。
あとで知り合い絵師のkei氏から「古いし分かってもらえるだろうか」
と心配され、僕もそういえばそうだなと思った。
意外と野球マンガって一般の人も分かりやすいネタって少ないよね。
巨人の星と同じくらい知名度があるのは「タッチ」で和也が死ぬシーンあたりか。
それより下になって、ようやく水島御大のネタがランクインするレベルだが、
これすら若い人はまったく分からないんじゃなかろうか。
しかし「ドリルをつかんで魔球を作る」「背中に丸太を打ち付ける」
「人間ナイアガラ」なんかはそれらよりさらに認知度が低いが、
インパクトは野球マンガ史上最高の「アストロ球団」が元ネタだ。
まあいい。俺が面白いと思ったからネタにしたんや。
この辺では、レーザーカッターのくだりの雰囲気があさりよしとお先生っぽかったり、
「フッ さすが~」と言うニャンボが王大人のコスプレしていたり、
ノリが暴走していて何が何だか分からない。
まりんみたいなストッパーはホント必要だなあ。

中盤はちょっとまだ触れられないシーンが多い。
これは前後編ゆえの問題だ。今後のネタバレになっちゃうしね。
いざ野球が始まった時にいろいろ大変だったのが、
投球フォームや打撃フォームだ。
なにしろ今まで人を殴ったり投げたりするシーンは山ほど描いてきたのだが、
野球するシーンなんて描いた経験がない。
なのでWEBでそういう写真を探して、それを参考にしながら描いた。
なかなかいい経験になったよ。
特にまりんが高々と脚を上げながら投球するところなんて、
いわゆるアイドル始球式の写真を参考にしたんだけど、
そうか背中の骨格がこういう風な角度になるのか~と。
なかなかセクシーに描けてるでしょ。
ま、僕はスポーツ漫画家になる予定はないので、今後この経験が生きるかは分からないが。
あっ、そうそう忘れてたが、野球ボールの縫い目。
これ僕「こんな感じだろ」と感覚で描いてたんだけど、
こないだ「なんでも鑑定団」でたまたま野球ボールがでてきて気づいちゃって、
あのあと大慌てで描き直した。いやー、思い込みっていかんね。
だから後編ではちゃんと描いてるけど、前編は書籍版がお目見えするまでこのまんまよw

釣り回以来の再登場となったゴンドンとアラモルタンは、
再登場を予期した人はあまりいなかったんじゃないかな。
ただ出てきてパジーンの悪口言ってドノヴァンにぶっとばされる…
だけでは出て来た意味がないので、こいつらは今後もちゃんと出番がある。
初登場時は相手がドノヴァンだったのでいいところがなかったが、
まりんの投球を翻弄するなど、両方とも決してポテンシャルが低い怪獣ではない。

前編の最後の最後はバニガイン・バニラが登場して引き、とあいなるわけだが、
「私とお前は同じ星の元に生まれた女だ」といった発言で
「ん?」と引っかかった人は勘が鋭い。
まんま、というわけじゃないが、こうした「俺とお前は同じだ」発言は
巨人の星のアームストロング・オズマのパロディだ。
以前バニラは「まりんが人材としてほしいなあ」とか言ってたが、
それはやはり直接本人に言わないと成り立たない。
ナム側同様、敵方の野球メンバーもどうしようかと悩んだものの、
そういう理由があって偉いさんである彼女を投入している。
しかしまあ、登場させたのはいいんだけど、
太もものところにベルトがあるデザインのはずが、
これしょっちゅう描き忘れちゃって…前編ではずっと欠落したまんまなんだよねw
これも書籍版では修正した状態になっている予定。
(収録される書籍版が出るのは何か月も先だけど…)
そんな彼女が後半どう物語をひっぱっていってしまうのか。
それは月曜日から始まる後編に期待してほしい。
もう最初からやらかしてくるぞこの人は。

~今週の映画~
今回はネットフリックス限定映画、
ジョージ・クルーニー監督主演の「ミッドナイト・スカイ」の感想。

あらすじ
ある日突然、事故により地球全体が未曾有の放射能に汚染され、
その影響によりほとんどの電子機器も人工衛星も使用不能となり、
生物全てが滅亡の危機に見舞われていた。
それでも人々はどうにかして生き残ろうと、汚染されてない場所を目指して避難していくが、
ひとり病魔によって余命いくばくもない天文学者のオーガスティンは
北極圏の観測基地に残ることを決める。
ひとり孤独な日々を送る彼の目は、停止した基地や人工衛星が居並ぶ画面の中
ただひとつ稼働しているものを見ていた。
宇宙船アイテル。
それは木星の衛星で、火山活動により人類移住の可能性があるK2惑星を
探査ししていたおかげで、今回の災害から唯一難を逃れたものだった。
アイテルが通信可能域まで接近するのを待つオーガスティンだったが、
突然起こった調理場の火災から、この基地にもうひとり少女が残っていたことを知る。
親を探そうにも彼女は何もしゃべらず、すでにどことも連絡がとれない。
止むを得ず、オーガスティンと少女の共同生活が始まった。

ジョージ・クルーニーというと、ハリウッドきっての善人俳優として
「サウスパーク」の立役者になったり、若い頃世話になった人たち全員に
一億円をプレゼントしたり、紛争解決のチャリティーを開いたりと、
その伝説に枚挙がない。
特にサウスパークでは犬役まで演じるなど、
およそハリウッドで成功した役者とは思えないネタまで喜んで引き受けた点は
好感度が非常に高い。その成功振りは、吹き替えをしていた小山力ちゃんまで
スターダムにのしあげたのだからおそるべし。
一方でプロデュース業や監督業もやってそっちでもそれなりに成功した彼が、
こういうSF作品のメガホンを取って、自らも頭を剃り上げて
決してかっこよくない人物を演じるのはちと意外だった。
SFってあんまり一般受けするネタじゃないからね。
そりゃスターウォーズは世界的なヒット作だけど、
あそこまで受けるSFはほぼ稀な例だもん。
クルーニーはどっちかっつーとエンターテイメント的や
社会的な作品を撮るイメージがあったから。
ただ本作はリリー・ブルックス・ダルトンの「世界の終りの天文台」
という原作があり、作品開始早々にそのテロップが出るなど、
それに魅了されたのかもしれない。

結論から言ってしまうと、かなり作りこまれた見ごたえある映画ではあるものの、
いささか腑に落ちない点もあり、そこが若干惜しまれる。
作りこまれたっていうのは重要な要素となる宇宙船アイテルで、
地に足の着いた近未来感ある外観デザインが素晴らしい。
これが似たような話の「クローバーフィールドパラドックス」の施設や、
「タイタン」のクリーチャーみたいな行きすぎたデザインだと、
重く哀しみのある話に対して浮いてしまうところだ。
宇宙空間での作業シーンもリアル感があり、ここはおそらくクルーニーも参加した
「ゼログラビティ」の影響がありそうだ。

そうそう、本作は以前ここで紹介した「タイタン」と近いスジの話なんだが、
あの何を見せたいのかわからん話に比べると、
描きたい主題が次第次第にはっきりと、クルーニーの上品な演出によって
浮かび上がってくるところは感動を抑えきれない。
しかしながら、地球を滅亡に追い込んだ「事故」とは何なのか
最後まで明らかにされないのは残念無念。
(たぶん高高度核実験によるEMP障害だと思うがそれにしても規模がでかい)
語りたいテーマは「そこ」じゃないってのは分かってんだけど、
やっぱ何がおこったのか気になっちゃうよねえ。
でも最後まで見ちゃう。しっとりとした雰囲気のSF映画である。

今月のイラストに関するお話

先週腰を痛めたという話をしたんだけども
腰の痛みはわりとすぐ引いたんだが、それをかばっていたためか
他の脚の部位が痛くなり、これが長引いている。
面白い(!?)ことに、脚の痛い部位をかばっていると
脚の他の部位が痛くなり、さらにそこをかばうと他の部位が
といったイタチごっこみたいな状況が続いている。
まあ、それでも痛めた当初に比べれば今は大分軽いので、
完治まではあと数日といったところだろう。
重症にならなくてよかった。
今日は、先週描いたイラストについての話をしていきます。

新見薫10000

腰痛の話の続きになるが、痛いから安静に体を休めながらゲームでもするか
と考えてみたものの、横になりながらやれるゲームというのが思いのほかない。
理由の一因が手持ちにアクションゲームが多いというのもあるが、
それ以外でもゲームの高精細化によって文字が小さくなり見づらいのが多い。
僕はそんなにデカいモニターを持っているわけじゃあないんで。
そういう時に安定して見やすくて横になりながらできるゲームといえば
そう「スーパーロボット大戦」だ。
基本日本人かつおっさん向けゲームなので、小さい文字がほとんどない。
なんて親切なゲームなんだ!寺田さんありがとう!
というわけで懐かしのスパロボVをやりなおしたりしてたのが、
今回のヤマト2199の縛りの理由である。

なんやかんや言われてる新ヤマトだが、結城信輝先生の功績は非常に大きく、
コスチュームの新デザインや新女性キャラの面々は全て魅力的だ。
松本零士先生が描く女性はどうしてもみんなメーテルになってしまうのが…
うん、やはりねえ…問題と言えば問題だったわけで。
それでいていつもの結城先生の「濃さ」を抑えて松本先生に寄せているのが、
さすが器用な人だなあと。
そんな中、唯一結城先生らしさが残っているのが足の大きさ。
結城先生は、キャラの足がデカイのが特徴なんです。
そういうクセを発見して喜ぶところがファン冥利につきるわけで~。

新見薫はヤマトの新女性キャラの中でもその怜悧さが
僕の(股間の)アンテナにビビッと突き刺さる人物像だった。
こういう哀しさをたたえた知的なキャラっていいよね。
声の久川さんもぴったり合っている。
余談だが久川さんは大のヤマトファンで
キャストに選ばれたことに飛びあがって転げまわって喜んだとかなんとか。
(円盤のコメンタリーでもそうとうテンション高かったという)
これで「周囲にはつっけんどんでも、好きな人の前だけではデレデレ」
だったりすると最高なんだが、どうも新見さんはそういう感じではないらしい。
ちょっと怖いタイプだ。
恋人にするにはいいが、嫁にするには…という雰囲気がある。

絵の話をすると、僕はこういうやや側面から見た女体のラインの美しさが好きで、
描きてえなあと思うことも多々あるが、いわゆる支援者向けのサービス画像としては、
股間が見えなくなってしまうので実用度が低い。
そこで横に尻を並べてなんとかしようとした、という具合。
いつものことだが有料支援者向けではすっぽんぽんの差分があるのである。
原田真琴0000

新見さんは好みだが嫁にするには怖いタイプだとしたら、
原田チャンはその包容力から逆に嫁にしたいタイプである。
しかしまあヤマトの制服は前々からどうなんだと言われてるが、
それを改造して超ミニにしてしまう真琴もどうなんだ。
えっちな介護前提の服装じゃないか。
加藤くんも思わず妊娠させてしまうはずである。

絵そのものは、最近はやりの「これが巨乳だ」の背景を使ってひとネタやってみたかった
…ところへヤマト縛りなら、一番の巨乳である原田こそふさわしいと思ったから。
僕にしては描く前に勘が働き、背景のロゴの力が強いので、
普通に描いてしまったらロゴに絵が負けると予感した。
ロゴに負けないよう、アウトラインを太くして絵のパワーを引き出したら
ぴったりいい感じになったじゃないのよ。
おっぱいを揉む絵は、実を言うとあまり得意じゃあない。
なにしろ自分には備わってない器官だし、女性ごとに柔らかさが違うとか
まあようするに描いた経験が少ないんだよね。
なので実際におっぱいを揉んでいる写真を見ながら描いたので
なかなかいい揉みおっぱいになったと自画自賛する一枚だ。
……余談だがkindleでは女性のおっぱいを揉む絵が入ってる漫画は
向こうで勝手にR18に指定されるらしい。
乳首が出た程度ではR18にならないが、そこにプラスおっぱいを揉むとR18とする
そういう分水嶺があるようだ。なんだそりゃ。
ジャイアントまりんでおっぱいを揉むシーンがないのはそういう理由である。

メルダ0000

新ヤマトにおけるぼくの推しは新見と原田。それ以下になるとどっこいだが、
山本かメルダかということになる。
しかし山本よりはガミラスのメルダの方がネタとして美味しい。
ここでいうネタとは、ようするに物語性の出し方だ。
新ヤマトはいろいろ言われてるけど、少なくとも僕は2199はよくできた作品だと思った。
女性陣の増加もそうだが、ガミラス陣営に関しても旧テレビシリーズより深みが出ている。
もちろん、テレビシリーズの反省あったればこその展開だが。
しかし、その後の地球とガミラスの関係を考えれば、新ヤマトの方の展開でなければ
うまくいきようがないと思うのだ。
ヤマトでは日本のアニメ界に功罪の「罪」の部分を大きく残した西崎Pに問題があって、
その罪の意思を引き継いだ者が、今でも新ヤマトの方で尾を引いてるような気がするが。
(だれのことでしょね)

こういう青肌キャラを描く時いつも、彼らが興奮した時は頬を赤くした方が
正しいのだろうかと逡巡する。
というのも肌の色というのは、血液の色と深いかかわりがあるからだ。
人間の血液は鉄を主成分としているので、酸化によって赤い色をしている。
だから興奮して血の気が多くなると赤くなるわけだ。
スタートレックのバルカン人なんかは、銅が主成分なので血の色は青緑色だ。
となりゃあバルカン人は興奮したら青くならないといけないのかもしれないが、
初代STOの時代にそんなメイク技術は無かったんだから仕方ない。
ガミラス人の青肌も、そうした血液構造が背景にあるなら
興奮で赤みがかっちゃうと違和感を覚える。
とはいえ万人にうったえかけるイラストで、それをそのまま描いてもたぶん伝わらない。
興奮したら赤くなる、が人間の当たり前の認識だからだ。
だからこの絵でも赤く塗っている。
なんかめんどくさいことを語った気がするが、
こういう理論をこねくりまわしたりするのは創作者の本能のようなものだ。

来週は、ジャイアントまりん25話の裏話をしますわよん。

~今週の映画~
今回はネットフリックス限定映画「デンジャー・ゾーン」の感想。

あらすじ
近未来。先進国は軍隊にロボット兵士「ガンプ」を導入するようになり、
戦場はロボット兵と生身の兵が混在する新たな様相に移りつつあった。
アメリカが軍事介入していたヨーロッパの戦場において、
航空ドローンパイロットのハープ中尉は、
乱入してきたトラックがロケットランチャーを装備していると判断。
上官の制止命令を聞かずドローンのミサイルでトラックを撃破し、
味方兵士二人を巻き添えに殺してしまう。
簡易的な軍事裁判にかけられたハープは、
ほぼ左遷という形でウクライナ前線基地のリオ大尉の元へ送り込まれる。
リオによれば、ウクライナはロシアから分裂したが、
国内には多数のロシア核ミサイル施設が残されており、
その発射コードをヨーロッパ全域でテロの糸を引いているコバル将軍が
狙って入手間近であるという。
一触即発のウクライナ市中へ潜入し、コードのありかを見つけて奪取する
それがリオの任務で、ハープを相棒に指名したのは彼だった。
前線任務など経験したことがなく戸惑うばかりのハープの前で、
さらにリオは自らの正体を明かす。
彼はアメリカ軍の第四世代型最新鋭ロボット兵士だったのだ。

つい先日、ネットフリックスが値上げを発表して「どうしたろかいな」
などと悩んでる真っただ中。
巣ごもり需要でむしろ収益は上がってるのになんで値上げしますかね…。
ディズニーやappleも映像産業に躍起になってきたので、
対抗するための値上げだそうだが、いやー…今のままで充分だと思うんですけどー。
それは置いておいて。
なんだかメタルギアみたいなシチュエーションの映画だが、
あそこまで潜入に特化してはおらず
「リオの目的は何か」といったサスペンス主体のドンパチ映画になっている。
主人公のハープが命令に服さないドローンパイロットということで、
思考は傲慢なくせに腕っぷしはからっきしで肝は小さいと
あまり好きになれる部分がない。
といってリオも腹の中で何を考えてるのかよく分からないと、
なんとも感情移入しづらい主要人物たちである。
もちろんハープが序盤でやらかした行為の因果応報とでもいうべき展開が
中盤に思い切り降りかかってくるのだが、しかしそれが本題ではなく、
「彼のやらかしが何を起こしてしまったのか」が結末に収束してくる点は良い。
だがドンパチものとしてのカタルシスにやや欠けたラストは惜しいところだ。

本作はこうしたドラマの主要部分よりも、むしろ戦場で活躍する「ガンプ」
と呼ばれるロボット兵たちの方に見どころを感じた。
これが非常によく出来ていて、この映画一本だけ…それもストーリー上の
背景同然の役割で終わらせるには惜しいくらいだ。
批評には「このロボット兵が古い」といった声もあるが、
馬鹿野郎!こういうのがいいんだよ!
特に中盤、アメリカ製のガンプとロシア製のガンプによる銃撃戦は最大の見どころ。
アメリカ製のガンプが軽快なライフル持ちなのに対し、
ロシア製は背部に大型のチェーンガンを装備し、かがんで射撃体勢になるところなど
ロボット好きなら大興奮するシーンだろう。
個人的にはタイタンフォール2みたいに、こうしたガンプと主人公を組ませて
絆を描くドラマにした方が良かったんじゃあという気がしたんだよね。
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